検査室に入っている間ずっとX線を浴びているのですか?
常にX線が出ているわけではありません。
医師又は技師が透視を見るときや撮影をするためにX線を出すスイッチを押した時だけX線が出る様になっています。必要な時しかこのスイッチを押しません。
X線は室内に残っていますか?
X線が室内に残ると言う事はありません。
電灯の光と同じでスイッチを入れた時だけX線が出て、スイッチを切ればX線も消えてしまいます。付き添いなどで検査室へ入る場合でも大丈夫です。
ただし検査中に室内に入る時にはプロテクター言うX線を防ぐ服を着て頂きます。
ボタンの無い服を着て行ったのに着替えさせられました。なぜですか?
ボタンや金属が無ければ基本的に検査は出来ます。
ボタンや金属が無ければ基本的に検査は出来ますが、検査や処置の内容によっては造影剤や血液などが服に付いて汚れてしまう場合があります。そのため汚れても良いように検査着に着替えをしていただいています。
造影剤を使った検査で以前副作用がありましたが、大丈夫ですか?
過去に副作用があった場合は、診察の時に必ず医師に伝えて下さい。
以前に副作用があった場合は今回もまた副作用が出る可能性があります。
副作用を防止する為のお薬を使いながら検査をするか、検査自体が中止になるか、医師が判断する事になります。
食事を止める様に言われていましたが、うっかり食べてしまいました。どうしたらよいですか?
各科外来の受付でその事を伝えて下さい。
検査の種類によって検査が出来ないものがあります。
食事が検査結果に影響を与えない場合は予定通り検査を行ったり、時間をずらして行う場合もあります。食事が検査結果に影響を与えるような場合は日程を変更する場合もあります。どちらにしても主治医が判断をします。
胃のバリウム検査の後、下剤だけでなく水分をたくさん摂る様に言われました。どうしてですか?
出来るだけ自然な排便を促すのが目的です。
バリウムが長時間腸内に残っていると大腸で水分が吸収されて、だんだん硬くなり排泄されにくくなってしまいます。そうなると排泄が大変になってしまいますので、検査後はたくさんの水(水分)を飲んで頂いて出来るだけ自然な排便を促すのが目的です。
患者様が動かなくても色々な方向から観察できるとありましたが、これからは寝ているだけで大丈夫ですか?
患者様の動きには理由があります。
検査の種類によっては動かなくても良い検査があります。
胃や腸は筒状の為バリウムを目的の部位に溜める又は移動させる必要があります。
そのため身体の向きを変換しながら撮影をしていきます。
胃や腸の様な消化管の検査では今まで通り動いて頂く事になります
検査が不安です。
スタッフが近くにいます、安心して検査をお受け下さい。
検査時には看護師か診療放射線技師か医師が近くにいますので、不安な時は何でも聞いて下さい。