骨密度検査は、骨量(骨の中身としての組織が十分あるか、組織に隙間がないかなどの骨の密度のこと)が低下していないかを調べる検査です。
少量のX線を出して骨が吸収する割合を数字としてみる事が出来ます。
検査結果例 |
一般に骨量は成長期に増加し、30~40歳代で最大に達し、それ以降は年齢とともに減少します。骨量が極度に減少し、骨がスカスカになった状態を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)といい、ちょっとした事で骨折しやすくなります。
骨密度が減少する原因としては
1. 加齢による骨密度の低下
2. 女性の閉経後による骨密度の低下
3. 乳がん治療薬による骨密度の低下
4. 婦人科疾患による骨密度の低下
5. カルシウムの摂取不足・運動不足・喫煙等が考えられます。
骨密度検査方法は、検査時間は仰向けに寝て頂き検査時間は10分程度です。
基本的には腰椎で検査しますが、腰椎の変形や手術で検査が出来ない場合は股関節や手首で検査を行います。
検査時は着替えをして頂きますので着脱しやすい服装でお願いします。