患者様向け
当院では、ぜんそくという病気についてもっとよく知っていただくためにぜんそく教室を開催しております。
ぜんそくは日常の自己管理が特に大切です。ぜんそくという病気について、またお薬について、発作に対する対応について、日常生活の注意についてもやさしくご説明いたします。
ぜんそくの薬には発作を予防するために使う薬と、起きてしまった発作を止めるために使う薬とがあります。しかし、同一の薬を予防のために使う事もあれば、発作を止めるために使う事もあります。
医師から薬を処方してもらう時は、どの薬をどちらの目的で使うのかをよくきいておいてください。
勉強会・研修会H17年6月20日(土)ぜんそく教室が行なわれました。
小児気管支ぜんそくについて、医師・看護師・薬剤師のそれぞれの立場からお話しました。 | |
小児科の池田先生からは、まず初めに、小児気管支ぜんそくとは、どのような病気なのか(気管支の構造と役割・気管支の閉塞機序・気道過敏性について)お話しました。 | |
気管支ぜんそくの症状、発作の原因・誘因について、気管支ぜんそくの治療と治療目標などについてもわかりやすくお話しました。 | |
看護師からは、環境整備(アレルゲンを取り除くため)のポイントについて、具体例を挙げながら(良い部屋・悪い部屋)説明がありました。 | |
薬剤師からは、治療薬との上手な付き合い方、服薬の必要性について説明がありました。その後に、質問形式で、ご家族全員にぜんそく治療薬の問題に答えて頂きました。 ▶ぜんそくのお薬について |
|
ぜんそく発作が起こってしまった時の対応について(呼気介助を)実際に看護師が行い説明しました。 | |
最後にご家族から、普段疑問に思っている事、不安に感じている事、受診のタイミングなどについて質問時間が設けてあります。気になることがあれば、何でも質問できる良い機会です。小児気管支ぜんそくについて理解を深め、安心して治療を受けたいですよね。 |