褥瘡(じょくそう=床ずれ)は、活動性が低下し、安静が長く続いたりすると、圧迫を受けるお尻やかかとの皮膚にできやすくなります。
褥瘡対策チームでは、褥瘡回診を毎週おこない、対象となる患者様の創部の状態(大きさ・深さ・浸出液の量・炎症、感染の有無・肉芽組織の状態・ポケットの有無など)を評価し、チーム全体で連携して褥瘡の予防・治療を行っています。
また月に1回、各部署の褥瘡対策チームメンバーが集まる委員会では、発生状況情報を共有し、適切な褥瘡管理を話し合い、改善・治癒を目指します。他に、年に数回の研修会も企画し、院内スタッフのスキルアップを牽引しています。
医師(皮膚科)
看護師(皮膚・排泄ケア認定看護師、病棟看護師)
薬剤師
理学療法士など
●褥瘡の治療に関連した薬剤の情報提供
●褥瘡の状態に対する薬剤の適正使用の評価と提案
●褥瘡の写真を撮影し経過記録表に記録
●薬剤の供給
対象となる患者様の創部の状態(大きさ・深さ・浸出液の量・炎症、感染の有無・肉芽組織の状態・ポケットの有無など)を評価・記録をして、褥瘡の治療をおこないます。
そして、今後の治療方針や発生予防を検討し、その内容は、病棟の褥瘡対策チームスタッフによって、病棟看護師に伝達され、日々のケアを実施していきます。
病棟の各褥瘡対策チームスタッフが、工夫し実践していること等を紹介しています。
ケアから学んだことの経験や情報を共有し、適切なケアを目指します。