A.食事をすると胆嚢の中にたまっている胆汁が消化管に分泌され、胆嚢は小さくなってエコーで見えにくくなってしまいます。また、胃の中にものが入ることによって胃の背側にある膵臓が見えにくくなります。
A.膀胱に尿がたまると膀胱が風船のようにふくらみ膀胱の中の結石や腫瘍が見えやすくなります。
また子宮、卵巣、前立腺などは深い骨盤内にあるので腸管ガスの影響で見えにくくなりますが、尿をためることで腸管ガスの影響を少なくすることができるのです。
A.頚動脈エコーは簡便で視覚的に動脈硬化の診断のできる検査です。頚動脈のエコーで全身の動脈硬化の程度を表す指標を評価できます。また、脳血管疾患に対する評価にも用いられます。動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり血管が詰まったり狭くなったりします。
A.当院の採血管は2cc・3cc・5cc・7cc・9ccが使用されています。検査内容によって採血管の本数が変わってきます。殆どの検査は20cc以内で行うことが出来ますが、場合によってこれ以上必要になることもあります。
A.採血後すぐには血液が止まりませんので、親指で強く5分程度圧迫します。時間が短かったりもんだりすると、内出血して青くなってしまいます。また、すぐに重いものを持ったりすると出血しやすくなりますので注意して下さい。
A.血液がしっかり止まっていれば全く問題ありません。