1.外来では、27の診療科があり、1日平均600~700人が受診します。また、峡東地域の2次救急輪番病院、国中地域の小児救急輪番病院として24時間体制で救急医療に従事しています。外来では、年間500件以上の心臓カテーテル治療、年間4,000件近くの内視鏡治療・内視鏡的逆行性膵管造影など専門的な診療の補助を行っています。また、外来化学療法室では年間1,200件程の治療を実施しています。治療前のオリエンテーションから患者さんの思いに寄り添い、個別性のある看護を実践しています。超少子高齢化を向かえる中で、住み慣れた地域で安心して生活が出来るように在宅と病院の懸け橋として『病診連携室』があります。地域のクリニックや診療所との連携、他の医療機関からの受け入れ調整などの役割を担っています。
2.経験年数の高いスタッフが多く、看護師・医療クラーク・視能訓練士・歯科衛生士が協働している大きな部署です。近年の医療体制の変化から、今まで入院治療だったものが外来で行われるようになり、在宅療養支援や意思決定支援、ACPを含めた関わりなどに取り組み始めています。国の方針でもある地域包括ケアシステムの中では外来看護の役割が重要視され、今の私たちにできることは何かを考え『通院されている患者さんが自宅に帰ってからも困らないように』気になる患者さんへの取り組みを始めています。
3.スタッフの平均年齢は40歳後半です。
子育て世代は子供の急な体調不良や、子育てひと段落世代は親の介護または自分の体調の変化に合わせた勤務ができるようにスタッフ間で協力し合うことができています。『お互い様の風土』があるので気持ちよく働くことができる部署です。