総合サポートセンターは患者様の安全で安心した医療・看護をサポートしていくことを目的として平成30年10月に開設しました。以前は、病気・検査・治療(手術)の説明を外来診察とともに行ってきました。そのため、待ち時間が長くなるだけでなく、患者様やご家族の不安や疑問等への充分な対応ができないまま入院当日になっていました。開設後は、患者様の手術日・検査日が決定された際に、総合サポートセンターの看護師が病歴などの情報を伺い、入院に向けた様々な説明を行います。また、薬剤師による内服薬の確認や、医療ソーシャルワーカーによる医療費等に関する相談など、多職種のスタッフが協働して早期からサポートを行い患者様が安心して入院できるよう寄り添っています。
入院後には患者様が望む退院後の生活に向けて、退院調整看護師・医療ソーシャルワーカーにより(必要な方には)社会福祉サービスなどの情報の提供や、退院支援会議を開催し患者様が退院後に生活が円滑に行えるよう調整を行います。
【どのような看護(看護体制も含めた)ができるか】
総合サポートセンター「入院支援室」「退院調整室」には、入院支援看護師2名、退院支援看護師3名・社会福祉士・薬剤師・栄養士・クラークが所属し、患者様やご家族の不安や心配事に対応しています。
<総合サポートセンターのおもな業務>
* | 入院時の病歴と基本情報の聴取 |
* | 入院時スクリーニング(問題の早期介入に向けて) |
* | 医療相談 |
* | 入院費用について(医療費の限度額申請など) |
退院後の生活に向けて(福祉サービスの利用)の相談支援 | |
* | 入院の手続き、入院生活の案内 |
* | 再診・麻酔科診察・検査予約の案内 |
* | 術前準備として薬の指導・手術・検査の前処置の説明 |
安全に検査や治療がうけられる準備 | |
* | 退院支援カンファレンスの実施 |
患者情報を共有し、入院直後より多職種と連携のもと、人らしい安心・安全な生活ができるよう支援する。 |
【組織風土】
総合サポートセンターのモットーは、、、
・『患者・家族の思いに寄り添う』
・『自己決定の支援』