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予防医学センター 健診課

【対象者の特徴】
当部署は企業や住民を対象に各種健康診断を実施しています。 生活習慣病やがんを早期に発見し、予防・改善または早期治療に結びつけることを目的とし、予防医学に重点をおいた指導を行い、利用者の健康管理・疾病予防のサポートを行っております。
胸部・胃部X線車、超音波車、マンモグラフィー車など多種の健診車両を用い、各種健康診断を地域施設や各事業所等を巡回し実施しております。保育園や小学校の尿検査や心電図検査、大学生の健康診断から、働き盛りの労働者への健康診断や有機溶剤など使用している方への特殊健康診断、地域住民への健康診断やがん検診、特別養護老人ホームなどに入居されている方の健康診断など幼児から老人まで幅広い方を対象に各種健康診断を実施し、健康の維持増進のお手伝いをしています。また特定健康診査・特定保健指導によるメタボリックシンドローム解消のお手伝いや、健康教室の開催、健康相談などを行っています。

 

【どのような看護ができるか】
健康診断は年に1回の一大イベントです。普段は忙しい毎日を過ごされている中で自身の健康について考えたり振り返る大切な1日です。安全に、安心して健康診断をお受けいただけるように看護技術や倫理についての勉強会を開催し日々研鑽しております。保健指導においては保健師と管理栄養士が初回の面談が終わるとカンファレンスを開催し、1人ひとりの生活スタイルに合った生活習慣の改善の提案ができているか、目標設定は妥当なのかを検討し医学的な根拠に基づいた保健指導を心がけています。また、山梨市より糖尿病性腎症重症化予防事業の委託を受けており、他病院の主治医と連携し食事指導や生活習慣の振り返り、糖尿病や腎症の知識の普及など6か月間に3回の家庭訪問や電話をしながら指導をしています。その他、企業ごとに健康診断結果の統計資料を作成し、企業の健康に関する傾向や経年変化についてまとめ、その結果に基づいて健康教室を開催するなど企業全体の健康増進もサポートしています。

 

【組織風土】
当部署では他職種が在籍しており医師、臨床検査技師、放射線技師、事務職がそれぞれの専門性を活かしながら日々チームを組んで協力しています。看護職員は保健師6名、看護師3名、管理栄養士1名が在籍しています。(2024年7月現在)少数ではありますが経験豊かなスタッフが在籍しており、受診者が満足できる健康診断を提供しています。年齢層も20才代から60才代と幅広く、お互いが尊重し合いながら日々の仕事に励んでいます。健康診断は朝が早く、5時台や6時台に仕事が始まる時もありますが、フレックスタイムを導入しているため早く帰るように努めています。子育て中のママ看護師も多く在籍しており、学校行事などはお互いに休みを調整し合いながら家庭と仕事の両立を図っています。

健診 健診2
健診3
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