当病棟は、「労働者健康福祉機構」の委託病棟として、主に脊髄損傷等の労災患者様が入院されています。
近年では、労災に限らず脊髄損傷となってしまった患者様や脊髄疾患などによりベッド上の生活を余儀なくされている患者様も受け入れています。
身体面の管理はもちろん、日常生活全般において患者様が安心して療養できる環境づくりに取り組んでいます。
病棟の活動と環境 脊髄損傷による合併症の予防として褥瘡(じょくそう=床ずれ)予防、排泄の援助に重点を置き、主治医をはじめ専門医と連携を図り、異常の早期発見、早期治療を行っています。 |
* 日常生活の支援
頚髄損傷の患者様各自の持つ能力を、最大限に引き出せるようにコミュニケーションを大切にし、生活環境を整えることで、療養生活を見守りながら支援しています。
* リハビリテーション
治療・療養が長期にわたるため、機能回復、機能維持のための訓練を行っています。
* 安全管理
安全で安楽な入院生活が送れるよう、転倒・転落防止など事故防止に配慮しています。
* 遠距離からの面会への配慮
長期入院中の患者様が多く、また県外からの入院が大半を占めます。御家族が面会しやすいよう、敷地内にある家族宿泊施設を利用して頂くことができます。
*御家族の思いに寄り添える看護
御家族を在宅で介護したいが、長期間は不安・・そんな思いに寄り添える
レスパイト入院受け入れの体制づくりにも取り組み始めました。