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1-5病棟

【対象者の特徴】
1-5病棟は、整形外科・小児科を主とし、婦人科・歯科口腔外科の混合病棟です。
整形外科では大腿骨近位部骨折や変形性股間節・膝関節症、脊椎疾患による外科手術を受けられる方が多く、年齢は70~80歳台、近年では100歳を超える方も手術を行い、退院されています。
小児科は、0歳から15歳までを対象としています。上・下気道感染症、胃腸疾患、尿路感染症、熱性けいれんなどの急性疾患が最も多く、次いで気管支喘息や食物アレルギー、川崎病など慢性疾患をもつ子どもたちが多く入院しています。また、近年増加傾向にある食物アレルギーに対しては、年間400件を超える食物負荷試験を行っており、県内でも多くの実績を残しています。
婦人科では、子宮筋腫や子宮内ポリープなどによる手術を受ける方が多く、歯科口腔外科では子どもから高齢者までと幅広い対象者に対し、抜歯などの観血的手術が行われています。
【1-5病棟でどのような看護ができるか】
1-5病棟は7:1看護体制、固定チームナーシング、受け持ち性をとっています。
Aチームは小児科が主であり、乳児期から思春期まで、発達段階を踏まえた看護を提供しています。また当病棟では療養者の付き添い許可があるため、対象の子どもだけではなく、兄弟姉妹に対するケアもできるよう、医師と連携を図りながら関わっています。喘息や食物アレルギー疾患においては、退院後の生活における管理が重要であるため、喘息指導や皮膚ケアの方法など、患者家族指導を大切に看護しています。
Bチームは整形外科が主であるため、多くの患者さんは様々な日常生活行動に支障を来しています。そのため看護師は、常にベッドサイドで患者さんの疾患と症状、ADLの制限をアセスメントしながら、個別性に応じた看護ケアを行っています。また、医師や理学療法士、退院調整看護師やMSWと定期的に多職種カンファレンスを開催し、患者さんや家族が望む退院後の生活のための支援について、入院時から検討を重ねています。
【組織風土】
1-5病棟は、新卒1年目から看護師歴30年以上のベテランまで幅広い層の看護職員が働いています。
保健師、看護師、准看護師、時短勤務職員、非常勤職員と職種や働き方も様々で、個々のワークライフバランスに合わせた働き方ができています。
Aチームは「子どもが好き」「小児看護がしたい・極めたい」と思いながら働いているスタッフが多く、日々専門性を高めるための学びを深めています。また、医師とのコミュニケーションも良好で、お互いがそれぞれの立場や役割を尊重しながら、常に子どもと家族にとっての最善を考えるために協働できる風土があります。
Bチームでは、看護師だけなく、医師、理学療法士や言語聴覚士、MSW、看護補助者と、常に多くの職種が行き交いながら、患者さんを中心に個々のベッドサイドで情報を共有するための会話が聞こえてくる活気のある雰囲気で、皆がそれぞれの立場で、「1日も早く退院前の日常生活に戻れること」を目標に患者さんに関わっています。
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