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痔核(いぼ痔)

【疾患名】

痔核(いぼ痔)

【病態】

肛門にいぼ状の腫れができたもので、内痔核と外痔核があります。 主に排便時のいきみ、便秘や下痢などで肛門を閉じる役割をしているクッション部分がうっ血し、膨れ上がることにより起こります。痔の中で男女ともに最も多い疾患です。

【症状】

内痔核:排便時の出血 外痔核:排便時の痛み 嵌とん痔核:脱肛して戻らなくなった痔核が、肛門括約筋でしめつけられ、急激な痛みを伴う

【検査】

【治療法】

基本的には保存療法です。 保存療法を行っても出血がひどい場合や脱出して日常生活に支障を来たす場合は以下の治療法が選択されます。 1.ゴム輪結紮療法:痔核の根元にゴム輪をかけて、締めつけて痔核を脱落させます。 2.ALTA療法:痔核に薬剤を注射し、内痔核を硬化、縮小させる新しい治療法です。 3.手術療法(結紮切除術):痔核の手術として最も一般的な方法です。 ※ 当院ではALTA療法は行っておりません。
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