院 長
多和田 眞人
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公益財団法人山梨厚生会 塩山市民病院 院長就任ご挨拶:多和田 眞人(たわた まさと)
東山梨地域の皆様方、平成27年4月1日付けで公益財団法人山梨厚生会 塩山市民病院院長職を拝命いたしました多和田と申します。
当院はこれまで主として急性期病棟と長期療養型病棟を通して、東山梨地区に おける地域医療を担って参りました。既に高齢社会となっている我が国ですが、 今後更なる超高齢化社会を目前に控え、国の医療行政の力点が入院から在宅へ と転換する中で、病棟機能報告制度が昨年施行されました。
そこで当院は、昨年末より急性期病棟の一部を回復期リハビリテーション病棟 へ転換する準備を進めて参りました。平成27年3月に回復期リハビリテーシ ョン病棟開設申請を、関東信越厚生局山梨事務所に提出し、正式に受理されま した。その結果今年の4月から急性期病棟(52床)、回復期リハビリテーシ ョン病棟(50床)、長期療養型病棟(60床)の病院に転換することになり ました。
さらにこれまでも実施してきた医科歯科医療連携に基づく専門的口腔 ケアシステムをさらに拡充させたいと計画しております。加えて近隣の在宅診 療を担っていらっしゃる諸先生方との連携強化、および介護事業・介護施設と の連携強化を図り、在宅・介護事業・介護施設支援病院としての機能を合わせ て、「多機能統合型病院」と位置付けて東山梨地区の地域医療を担わせて頂き たいと思います。
塩山市民病院は、これまでのいわゆる「急性期疾患集中型病院」から、超高齢 化社会を見据えた東山梨地域の皆様方の多様なニーズに応える「多機能統合型 病院」として、地域医療の充実に最大限貢献したいと考えております。今後も 当院は、東山梨地域の皆様方に信頼される病院となるべく、職員一同一丸とな り全力を尽くす所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。