年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	955	213	98	155	245	412	720	1224	958	375

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080270xxxx1xxx	食物アレルギー-処置1:あり	352	1.01	2.13	0.00%	4.15
080270xxxx0xxx	食物アレルギー-処置1:なし	103	1.33	2.35	0.00%	8.67
0400801199x00x	肺炎等（1歳以上15歳未満）-手術なし-処置2:なし-副病:なし	68	4.50	5.76	0.00%	2.09
060380xxxxx00x	ウイルス性腸炎-処置2:なし-副病:なし	67	2.87	5.53	1.49%	3.93
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）-副病:なし	60	4.78	5.83	0.00%	1.18

診断群分類とは疾患別の治療内容による分類です。その分類によりDPCコードが決定します。DPC名称はそのコードについている名称になります。
　小児科の上位２つの診断群分類は、食物アレルギーをお持ちのお子さんに対し、食べ物の制限をどこまで解除して良いかを確認するテストを行った分類です。当院には食物アレルギーの専門の医師がおりその２つの分類は多くなっています。
　他の分類は小児で通常多いと考えられる疾患となっています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）-ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	81	8.28	4.74	0.00%	67.43
060150xx03xxxx	虫垂炎-虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	34	7.53	5.40	0.00%	39.94
060335xx02000x	胆嚢炎等-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし	32	10.00	7.11	0.00%	63.41
060035xx99x7xx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍-手術なし-処置2:７あり	28	4.07	4.72	0.00%	65.50
060020xx99x7xx	胃の悪性腫瘍-手術なし-処置2:７あり	25	2.00	6.54	0.00%	63.76

当院の外科には様々な疾患をお持ちの患者様が入院します。手術を行う疾患のなかでは鼠径ヘルニアの分類が多くなっています。消化器の手術のほか、消化器の悪性腫瘍に対する化学療法を行っており、複数回入院して行うので患者数も多くなっています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術　肩、股等	61	43.30	25.32	72.13%	84.67
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）-人工関節再置換術等	30	31.23	23.02	0.00%	79.47
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）-人工関節再置換術等	20	31.50	20.63	5.00%	74.20
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎-その他の手術あり-処置2:なし	19	18.11	15.77	0.00%	75.21
160850xx01xxxx	足関節・足部の骨折・脱臼-骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他等	17	21.88	18.36	0.00%	55.82

整形外科では、高齢者の大腿骨の骨折に対する手術を行う分類が多いです。また膝の関節の変形に対する手術も多くなっています。手術は行いませんが、転倒による脊椎の圧迫骨折も多く診療しています。年齢層が下がったところでは、脊柱管という神経の通り道が狭窄し、神経を圧迫することにより起こる痛みに対する手術の治療が多くなっています。
大腿骨の骨折は、術後状態が安定してからリハビリ病院に転院することもあるため転院率が高くなっています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）-手術なし-処置1:なし-処置2:４あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2	47	19.15	15.63	48.94%	73.55
010230xx99x00x	てんかん-手術なし-処置2:なし-副病:なし	18	18.00	7.22	0.00%	73.83
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし	15	18.47	18.90	46.67%	68.40
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷-その他の手術あり-処置2:なし-副病:なし	15	12.27	9.78	33.33%	79.80
010050xx02x00x	非外傷性硬膜下血腫-慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等-処置2:なし-副病:なし	14	11.50	11.78	14.29%	80.50

脳神経外科では、脳梗塞がもっとも多い分類となっています。脳梗塞が不安定な状態を脱したあとは、リハビリテーションにより身体の機能を回復させることが必要になります。そのため回復期リハビリテーション病院に転院して頂くことが多くなり転院率が高くなっています。脳梗塞以外では、てんかん、頭蓋内血種、硬膜下血種の分類が多いです。

呼吸器外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x00x	肺の悪性腫瘍-手術あり-処置2:なし-副病:なし	15	11.87	10.47	0.00%	73.80
040200xx01x00x	気胸-肺切除術等-処置2:なし-副病:なし	-	-	9.86	-	-
040200xx99x00x	気胸-手術なし-処置2:なし-副病:なし	-	-	9.28	-	-
040200xx97x00x	気胸-その他の手術あり-処置2:なし-副病:なし	-	-	16.12	-	-
0400800297x00x	肺炎等（市中肺炎以外かつ15歳以上65歳未満）-手術あり-処置2:なし-副病:なし	-	-	28.73	-	-

呼吸器外科では、肺の悪性腫瘍の手術が多いです。その他の分類は10症例以下となっているため人数は表示していません。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患-下肢静脈瘤手術等	73	2.38	2.75	0.00%	65.51
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-動脈形成術、吻合術　その他の動脈等-処置2:なし-副病:なし	26	12.85	7.87	0.00%	77.69
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤-ステントグラフト内挿術-処置2:なし	15	47.93	11.06	0.00%	77.20
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患-動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等-処置1:なし、１あり-処置2:なし-副病:なし	-	-	5.32	-	-
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全-動脈形成術、吻合術　その他の動脈等-処置2:１あり	-	-	34.08	-	-

心臓血管外科では、下肢静脈瘤の手術を多く行っています。また透析患者様のシャントを造設する手術も行うため慢性腎不全の分類も表示されています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030400xx99xxxx	前庭機能障害-手術なし	21	4.57	4.92	0.00%	67.38
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	19	6.74	6.47	0.00%	54.68
030240xx97xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-その他の手術あり	-	-	8.62	-	-
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎-手術なし	-	-	5.71	-	-
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	-	-	7.84	-	-

耳鼻科では、めまいに対する入院治療が多くなっています。慢性副鼻腔炎や扁桃周囲膿瘍等については手術も行っています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症-処置1:なし	12	19.17	13.07	16.67%	72.42
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	-	-	9.22	-	-
070560xx99x70x	重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患-手術なし-処置2:７あり-副病:なし	-	-	21.03	-	-
080250xx9701xx	褥瘡潰瘍-手術あり-処置1:なし-処置2:あり	-	-	45.53	-	-
161000x199x0xx	熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷（Burn Index10未満）-手術なし-処置2:なし	-	-	12.25	-	-

皮膚科では、膿皮症、帯状疱疹に対する治療が多くなっています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり	53	3.25	2.50	0.00%	71.85
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術-処置2:なし	44	7.71	7.02	0.00%	76.73
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症-手術なし	40	11.20	13.14	0.00%	65.53
110070xx02xxxx	膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算	29	7.69	7.05	0.00%	74.90
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等-経尿道的前立腺手術等	24	6.67	8.23	0.00%	74.29

泌尿器科では、前立腺の組織を癌があるかどうかを調べる検査の分類が一番多くなっています。当該検査は１泊又は２泊で行う検査です。
膀胱腫瘍を内視鏡下に尿道から切除する手術が多くなっていて、前立腺肥大症に対する手術も多くなっています。

婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍-子宮全摘術等	32	11.56	9.46	0.00%	48.94
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍-子宮頸部（腟部）切除術等-処置2:なし	18	4.22	3.05	0.00%	48.22
120070xx01xxxx	卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術（腟式を含む。）　開腹によるもの等	14	11.00	9.86	0.00%	61.71
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等	12	7.17	6.11	0.00%	47.17
120220xx01xxxx	女性性器のポリープ-子宮全摘術等	-	-	2.87	-	-

婦人科では、子宮の良性腫瘍、悪性腫瘍に対する手術が多くなっています。
次に卵巣に対する手術が多くなっています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎-手術なし-処置2:なし	45	20.96	20.57	13.33%	83.42
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸-手術なし-処置1:あり	29	2.00	2.03	0.00%	52.66
040110xxxxx0xx	間質性肺炎-処置2:なし	21	35.95	18.42	14.29%	79.29
040040xx9900xx	肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:なし	20	20.75	13.12	0.00%	73.80
040040xx9905xx	肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:５あり	11	13.64	19.34	0.00%	71.91

呼吸器内科では、誤嚥性肺炎は最も多くなっています。また睡眠時無呼吸症候群に対する治療も積極的に行っています。２番目の分類は睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方の状態を詳しく調べるための検査入院となっています。また肺の悪性腫瘍に対する治療も行っています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈-経皮的カテーテル心筋焼灼術-処置2:なし	211	7.39	4.79	0.00%	68.78
050070xx9900xx	頻脈性不整脈-手術なし-処置1:なし-処置2:なし	119	12.19	6.85	2.52%	78.84
050050xx9910xx	狭心症、慢性虚血性心疾患-手術なし-処置1:１あり-処置2:なし	105	3.58	3.06	0.95%	67.68
050210xx97000x	徐脈性不整脈-手術あり-処置1:なし、１,３あり-処置2:なし-副病:なし	54	15.22	10.24	3.70%	83.13
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患-経皮的冠動脈形成術等-処置1:なし、１,２あり-処置2:なし	45	7.51	4.36	0.00%	69.47

循環器内科では、心臓カテーテルを使用して行う治療を行っています。不整脈に対する治療、狭心症等の血管疾患い対する治療。そのいずれかかを確認するための検査の分類が表示されています。不整脈には脈が速くなるもの、遅くなるものがあり前者には、心筋焼灼術という手術を行います。後者に対してはペースメーカーを使用した治療を行います。血管が狭窄していまっている症例に対しては、血管を拡げたり、拡げた血管がもとに戻らないようにステントと呼ばれる金属の材料を設置したりします。これまでどの治療も多くの症例に対して行っています。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置2:なし-副病:なし	39	15.44	9.21	7.69%	77.90
060102xx99xxxx	穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患-手術なし	33	8.94	7.70	0.00%	68.64
060035xx03xxxx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍-早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	23	9.35	6.78	0.00%	71.70
060340xx99x0xx	胆管（肝内外）結石、胆管炎-手術なし-処置2:なし	19	16.95	9.62	10.53%	78.68
060390xxxxx0xx	細菌性腸炎-処置2:なし	19	10.47	7.50	0.00%	62.53

胆のうの結石が、胆管に移動し胆管炎になってしまった症例が最も多くなっています。
憩室炎、腸炎も多く、結腸の悪性腫瘍は早期のものに対し、内視鏡で悪性腫瘍を取り除く手術が多くなっています。

乳腺甲状腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等-処置1:なし	26	14.12	10.15	0.00%	68.12
090010xx02xxxx	乳房の悪性腫瘍-乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	15	9.07	5.88	0.00%	58.07
090010xx99x4xx	乳房の悪性腫瘍-手術なし-処置2:４あり	-	-	3.94	-	-
090010xx99x0xx	乳房の悪性腫瘍-手術なし-処置2:なし	-	-	9.61	-	-
090010xx99x31x	乳房の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:３あり-副病:あり-0	-	-	15.68	-	-

乳腺外科では、乳房の悪性腫瘍に対する手術を多く行っています。手術以外に化学療法も行っています。それぞれ手術、使用する薬剤により分類が異なるため複数の分類になっています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	17	3	18	16	2	46	1	8
大腸癌	22	51	76	32	11	29	2	9
乳癌	21	25	5	10	0	11	1	8
肺癌	10	1	17	37	2	26	1	8
肝癌	3	4	0	3	5	4	2	6

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	4	9.50	57.75
中等症	18	16.50	81.72
重症	12	16.00	79.75
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	123	21.70	78.58	44.96%
その他	6	34.17	69.83	0.78%

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	55	1.02	6.46	0.00%	67.38
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	50	1.90	7.40	0.00%	64.12
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	34	0.53	6.00	0.00%	39.94
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	26	1.00	5.42	0.00%	65.62
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	20	4.15	13.30	0.00%	65.05

当院は、腹腔鏡下の手術を行っています。患者様の状態にもよりますが、開腹の手術に比べ術後の経過も良く、早期に退院していただくことが可能です。
鼠径ヘルニア手術、胆嚢摘出術、虫垂切除術、結腸悪性腫瘍手術の順に多くなっています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（膝） etc.	52	1.27	29.50	3.85%	77.15
K0461	骨折観血的手術（大腿） etc.	38	3.21	33.32	65.79%	83.87
K1426	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓形成）	29	3.55	15.07	10.34%	72.62
K0811	人工骨頭挿入術（股）	24	4.04	45.79	70.83%	84.96
K0462	骨折観血的手術（前腕） etc.	23	2.74	11.52	4.35%	66.78

人工関節置換術が一番多くなっていて、次に骨折観血的手術の順になっています。
回復期リハビリテーション病院への転院も多いため、転院率も多くなっています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	25	2.56	11.12	24.00%	79.00
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	-	-	-	-	-
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	-	-	-	-	-
K1772	脳動脈瘤頸部クリッピング（２箇所以上）	-	-	-	-	-
K1492	減圧開頭術（その他）	-	-	-	-	-

慢性硬膜下血腫に対する手術が最も多くなっています。その他の手術が年間10症例以下のため件数が表示されていません。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K617-4	下肢静脈瘤血管内焼灼術	72	0.04	1.19	0.00%	65.40
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純）	31	2.68	15.52	3.23%	78.10
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	14	3.36	47.79	0.00%	77.29
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	12	2.17	8.33	8.33%	73.17
K6145	血管移植術、バイパス移植術（下腿、足部動脈）	10	26.80	75.50	0.00%	66.00

下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術が最も多く72件となっています。また透析で使用するシャントの作成も多くなっています。腹部大動脈瘤に対するステントグラフト手術も14件行っています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	12	0.92	4.25	0.00%	52.17
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	12	1.00	6.92	0.00%	21.50
K340-6	内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術）	-	-	-	-	-
K347-5	内視鏡下鼻腔手術１型（下鼻甲介手術）	-	-	-	-	-
K287	先天性耳瘻管摘出術	-	-	-	-	-

耳鼻咽喉科では副鼻腔炎や扁桃炎に対する手術が多く、上位２件が同じ件数となっています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	75	0.71	6.31	0.00%	75.95
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	32	0.38	6.47	0.00%	71.41
K8411	経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用）	24	0.50	5.17	0.00%	74.29
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	21	0.67	2.95	0.00%	59.67
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純）	-	-	-	-	-

膀胱悪性腫瘍手術を最も多く行っています。
尿管ステント留置術、前立腺手術、尿路結石除去術の順に多くなっています。

婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K877	子宮全摘術	29	1.93	8.76	0.00%	51.90
K867	子宮頸部（腟部）切除術	18	1.00	2.22	0.00%	48.22
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	14	1.86	4.21	0.00%	45.43
K8881	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹）	13	1.31	8.46	0.00%	63.92
K8721	子宮筋腫摘出（核出）術（腹式）	-	-	-	-	-

当院では子宮に対する手術が多くなっています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）	164	1.29	5.77	0.00%	70.15
K5952	経皮的カテーテル心筋焼灼術（その他）	46	1.33	4.13	0.00%	64.15
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	37	2.62	4.95	0.00%	68.51
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	27	4.04	10.52	0.00%	79.44
K597-2	ペースメーカー交換術	19	0.90	8.05	0.00%	88.16

1位と2位は頻脈性不整脈に対して行う手術で、アブレーション治療用のカテーテルで不整脈を起こす原因となっている異常な電気興奮の発生箇所を焼き切る手術になります。合わせて210件行っています。
3位は虚血性心疾患に対する手術で、狭くなった血管にステントという金属の網を留置し、血管を広げる手術になります。
4位、5位はペースメーカーを設置する手術です。ペースメーカーは心臓の電気信号を24時間監視し続け、患者さんの心臓リズムを整える必要がある場合には本体から電気刺激を送って治療を行う機械です。

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	33	1.18	6.97	0.00%	71.42
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	25	2.40	14.48	8.00%	83.08
K686	内視鏡的胆道拡張術	15	2.27	7.73	6.67%	76.27
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍胃粘膜）	12	1.00	8.50	0.00%	71.50
K654	内視鏡的消化管止血術	10	1.40	9.80	0.00%	75.80

表示されているものは入院で行った手術です。内視鏡を用いて行う手術は入院せずに行うこともあるため外来で行ったものも合わせるともう少し多い件数になります。

乳腺甲状腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	15	1.00	7.07	0.00%	58.07
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	12	0.92	15.33	0.00%	66.33
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	11	1.00	9.55	0.00%	67.91
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う））	-	-	-	-	-
K4742	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ以上）	-	-	-	-	-

乳腺外科では、乳腺の悪性腫瘍に対するものが多くなっています。
上位３件はほぼ同じ件数行っています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	7	0.13%
180010	敗血症	同一	4	0.08%
180010	敗血症	異なる	5	0.09%
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	9	0.17%
180040	手術・処置等の合併症	異なる	5	0.09%

令和３年度 公益財団法人山梨厚生会 山梨厚生病院 病院指標

令和３年度公益財団法人山梨厚生会　山梨厚生病院病院指標