私たち手術室看護師は、当院の理念である「やさしく・親切・ていねいに」を基に、安全で質の高い医療を提供できるように他職種と連携し、チームで手術のサポートを行っています。手術室看護師歴1年目の新人から20年以上のベテランまで幅広い構成で、一般外科や整形外科手術に加え、脳神経外科や心臓外科などの高度な手術も24時間体制で対応しています。当院では年間約2400件の予定手術に加え、約170件の緊急手術を行っており、その半数以上は高齢者となっています。そのため、胸腔鏡下・腹腔鏡下での低侵襲手術を多く行っており、令和6年3月末より手術支援ロボット「ダビンチX」が泌尿器科の前立腺全摘手術で導入され、更に患者様の身体へ負担の少ない手術を実践しています。
手術を受けにくる患者様の高齢化や医療の高度化など、専門的な知識や個々に合わせた手術看護が求められ、それに答えられるように日々努力しています。
手術を受ける患者様がより安心できるよう手術前訪問を行い、手術の流れの説明や必要事項の確認を行っています。また、患者様に寄り添った看護を提供できるよう病棟看護師と情報共有を行い手術前から手術後までを見据えた継続看護を行っています。
【ダビンチ手術の様子】 | |
【手術室スタッフ】 | |