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2-4病棟

1.2-4病棟の入院患者様の特徴
当病棟は、脳神経外科、心臓血管外科、胸部外科、泌尿器科の外科系混合病棟です。
脳神経外科では、クモ膜下出血等の外科的治療のほか、脳梗塞の血栓溶解療法等を行っています。心臓血管外科では開心術や下肢の血管のバイパス術等を行い、胸部外科では肺癌や気胸、泌尿器科では膀胱がんや前立腺肥大症等の主に尿道からアプローチする手術や前立腺がんの確定診断のための生検等を行っています。
加齢による疾患が多いため、入院患者様は高齢の方が多く、入院の原因になった疾患以外にも多くの疾患をお持ちの方もたくさんおられます。また、標榜科が多い分、看護師には多岐にわたる知識と技術が求められ、日々最新の治療や看護の学習に勤しんでいます。
疾患や長期療養による後遺症の発症や身体機能が低下した患者様に対しては、リハビリ科のセラピストや医療ソーシャルワーカーと協働して機能回復や生活再建のお手伝いをしています。身体面だけではなく、患者様やご家族の思いを聴き、心穏やかに入院生活を過ごしていただけるよう心掛けています

 

2.どのような看護が出来るか
2つの看護室にそれぞれ3床ずつHCU/NCUが隣接されており、緊急入院や手術後、重症の患者様の対応がしやすい構造になっています。患者様の生命維持のための医療機器や点滴類の使用も多く、緊張が強いられる場面が多くありますが、その分患者様の回復された姿を見ると喜びもひとしおです。
看護体制はチームナーシングを取っており、3つのチームで運営しています。日勤帯のみ、2人1組のペアナーシングを行っています。お互いの看護観や判断内容を尊重し、看護を提供しています。ペアナーシングは若手看護師や異動直後の看護師の不安の軽減にも役立っています。また、介護福祉士や看護補助者と協働し、患者様に心地よく入院生活を送っていただけるように努めています。患者様の生活再建のため、リハビリ科のセラピストや医療ソーシャルワーカー、入退院支援看護師と定期的にカンファレンスをしています。お互いの専門性を活かして患者様の最善を追求しています。また、看護師が中心となり、医師やセラピストと協働しながら摂食機能療法を行い、脳卒中患者様の食べることを支えています。

 

3.2-4病棟の組織風土
当病棟は、当然の事ではありますが、「患者様の尊厳を守る事」を最優先にしています。意識障害等で、治療の必要性の認識やご自身での安全確保ができない状況での急性期治療や看護は困難な事が多くあり、時には悩んでしまうこともあります。それでも患者様やご家族の立場になり、看護師と看護補助者が協力し合って身体拘束を可能な限り行わない看護を実践しています。また、経験年数に関係なく自分の考えを述べたり、指摘し合ったりできる職場風土が醸成されています。スタッフみんなで新人看護師や異動看護師の教育をすることが当たり前になっており、新人がリアリティーショックを起こすこともなく成長できています。さらに、子育て中の看護師が多いなか、急な休みや勤務交代でも「お互い様」と協力体制ができています。多少勤務がきつくなっても、「患者様のため」「同僚のため」もうひと頑張りできる病棟です。

 

2-4

 

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