あなたの年齢に合った検診 |
乳がん検診には、マンモグラフィや超音波(エコー)を用いた検診があります。
市によって多少違いますが、40歳以上がマンモグラフィ、39歳以下が超音波(エコー)検査になります。
5年に一度、市より無料で検診を受ける事が出来ます。
乳がん検診の種類 |
マンモグラフィ検診
広範囲に観察が可能で、微細な石灰化の段階の腫瘍を発見することができます。
若い女性には向きません。(若いかたは乳腺が多く、乳腺とがんの区別がしにくい。)
痛みがあること、被曝(実際は被曝量は少ない)の問題もあります。
超音波検診(エコー)
手で触れただけでは判別しづらいしこりを発見することができます。痛みはありませんが、
微細石灰化は発見しにくいのが欠点です。比較的若い女性向きの検診です。
年代別検診のお勧め |
2017年(平成29年)厚生労働省よりマンモグラフィ検診の視触診は推奨しない、検査は40歳以上、検診は異常がなければ2年に1度でよいとの指針が通知されました。
これによりほとんどの自治体は、2年に1度の受診を推奨しています。
各自治体の費用負担・加入する健保組合の費用負担・ご自身の近親者に乳がんの方がいるかどうかなどを確認して、どの検査をどのくらいの頻度で受けるべきか、ご自身で判断してみてください。
乳がんが疑わしい場合は、検診ではなく乳腺外来のある病院にて精密検査を受けることをお勧めします。
精密検査ではマンモグラフィ・超音波(エコー)以外に細胞診や組織診(生検)を行います。組織診は、細胞診よりさらに確実な検査で、これにより最終的な診断がくだされます。
年に1度検診を受けているからと安心せずに、月に1回自己触診をしましょう。
詳細はこちらをご覧ください → | HOW TO マンマチェック (認定NPO法人 J.POSH) |
当院におきましても、平成29年度から視触診は廃止になりましたので、以前のように長い時間お待ちいただかなくても検査が出来るようになりました。
市より配布される検診用紙をお持ちになり、外来受付までお越し下さい。
当院では乳がんで悲しい思いをしないために、早期発見早期治療を目指しています。
当院は乳がん検診の施設認定病院となっており、市の乳がん検診は 女性技師 が担当しています。(月~金)
詳細はこちらをご覧ください → | 乳腺外科について |
マンモグフィについて |